2016年2月8日月曜日

PDCAサイクル。プレミア版



Plan計画、Do実行、Check評価、Action改善で一般的に知られているPDCAサイクルですが、

このPDCAサイクルに、ひとつ先の社長・リーダー版PDCAサイクルがあるそうです。

それは、

P:パッション(情熱)。志・目的とも言えると思います。

D:ディレクション(方向性)。ビジョン・目標とも言えると思います。

C:コミュニケーション(伝える)。巻き込み力・影響力とも言えると思います。

そして

A:アクション(改善)。探求心・継続力とも言い換えることができると思います。


ダジャレが好きな方のお言葉です。
いつも言葉遊びが上手で、常にユーモアがあり、笑いもプラスされてお話される方ですが、
いつも「確かに!」と納得します。


−−転載−−
ラリーマンの8割を覆い「疲労感」病…なぜあの会社の社員は「不満」がないのか

およそビジネスに携わる人なら誰でも知っている「PDCA」という略語がある。「PLAN(計画)」「DO(実行)」「CHECK(評価)」「ACT(改善)」のマネジメントサイクルを回すことであり、経営の基本中の基本である。私はこれとは別に、経営者、それも経営者のPDCAというものがあると考えている。

 Pは「PASSION(情熱)」である。心の中に志がある。わが社を持続可能性(サステナビリティ)の高い会社に育て上げることにより、「世のため人のため」に役に立ちたいという強い思いである。そこには単なる短期利益の追求を超えた大義がある。経営者に求められる一丁目一番地ともいうべき最大の条件は情熱である。強い情熱のない人は、経営職に就いてはならない。社員を含むステークホルダー(利害関係者)を不幸に追い込むことになる。
 Dは「DIRECTION(方向性)」である。私の長年の経験から言うと、日本の企業で働くサラリーマンの80%以上は「疲労感・疲弊感・閉塞感」という心の病気にかかっている。私はこれを「平成の3H」と称している。
 ほとんどのサラリーマンがこの3Hに悩んでいる原因は何かを調べてみると、理由は極く簡単で明瞭である。
 彼らの上司経営者が、方向性を示していないということだ。方向性を示さずに何をやっているかというと、「今年の売り上げ、今期の利益」という、短期目標の追求である。社員は、目の前に不平や不満の材料が数多くあっても、トンネルの先のほうに希望、期待、喜び、楽しみという光が見えれば、文句や不満は激減する。
 トンネルの先の光とは方向性のことで、その方向性の中身は「理念・目標・戦略」の3点セットである。戦略を具体的に落とし込むと戦術になる。多くの経営者や管理者は戦術に汲々(きゅうきゅう)としていて、その前に方向性を語ることを忘れている。方向性のない仕事はノルマと化する。そこにはやりがいも達成感も生まれない。やらされ感が伴い、ひいては「平成の3H」に陥る。
 CはCOMMUNICATION(コミュニケーション)である。優れたリーダーは優れたコミュニケーターである。コミュニケーションにより自分の思いを正しく社員に伝え、説得し納得させることにより人を動かすことができる。人は説得されると頭で理解する。納得は心でする。いわゆる「腹落ちであり」「腑に落ちる」である。人は説得されても動かない。納得して初めて行動を起こす。「職場の失敗の80%以上はコミュニケーションの不備に起因する」という言葉もある。
コミュニケーション能力を高めるための条件
経営者がコミュニケーション、特に多数の社員や顧客、取引先を相手にした場合のコミュニケーション能力を高めるために必要な条件は4つある。
(1)情熱
 これだけはなんとしても伝えたい、わかってもらいたい、納得してもらいたい、という強い思いである。
(2)内容(コンテンツ)
 語るべき中身や内容がなければ空虚になる。
(3)話し方(デリバリー)
 話が聴く人に対して与えるインパクトの93%は、話し方やジェスチャーで決まってしまうという。話の内容が持つ重みはわずか7%にしかすぎない。まさに「話が下手では話にならぬ」のである。
(4)人格(人間性)
 コミュニケーションの最後の、そして最重要の決め手は話す人の人格である。聴く人は話す人の人柄や人間性を見て判断する。
 多くの経営者にみられる、社員(人事部・企画部・広報部)が書いた原稿を感情を込めずにただ読むだけという“棒読み社長”は失格である。
 
 そして、最後のAはACTION(改善)。それも迅速な改善である。「百聞は一見に如かず。百見は一考に如かず。百考は一行に如かず」という。見たり聞いたり学んだりすることはもちろん必要だが、最後は決断と改善が伴わなければ何も変わらない。ただ単なる評論家、批評家、学者の類で終わってしまう。学者と違って、経営者には厳しい結果責任が求められる。経営者は結果を出して初めて経営者といえるのだ。結果を出すためには迅速な行動力が必須である。
 本文冒頭の「計画・実行・評価・改善」のPDCAを私は「並みのPDCAサイクル」と呼んでいる。それに対して「情熱・方向性・コミュニケーション・改善」のPDCAは一段レベル感の高い「プレミアムPDCA」である。本物の経営者は、「プレミアムPDCA」の人でなければならない。果たしてそういう経営者が日本人の中にいるだろうかといろいろ考えてみたが、残念ながらこの「四位一体」全部を見事に具現化している人は(少なくとも私の知っている限りでは)1人も思いつかない。
 アメリカにはゼネラル・エレクトリック(GE)元CEO(最高経営責任者)のジャック・ウェルチのような人がいたが、日本人には見当たらない。青い鳥はどこにいるのだろうか?
(文=新将命/国際ビジネスブレイン代表取締役社長)
情報元
http://biz-journal.jp/2016/02/post_13660.html

2016年2月6日土曜日

インターステラー


原題:INTERSTELLAR
製作年:2014
製作国:アメリカ
配給:ワーナー・ブラザース映画
上映時間:169分

■所感
大きな、大きな。愛のお話です。

■備忘録
「正しい動機は、土台」

「マーフィーの法則。起こりうることは起きる」

「親は子供の記憶の中で生きる」

「運動の第3法則。前へ進むためには何かを後へ置いていかなければならない」

「完璧な正直さは感情を持つものを時として傷つける」

「穏やかな夜に身を任せるな。老いても怒りを燃やせ。終わり行く日に恐れ、恐れ。消え行く光に」

「進化の基本は変異。突然変異が進化に繋がる」

「時間は伸びたり縮んだりするが過去には戻れない」

「愛は観測可能なパワー。何かで数値化できる」

「ラザロ。一度復活する」

「本能が、突き動かす」

「重力は、時間次元を超えられる」

ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A9%E3%83%BC